Number_iの元グループはキンプリ!脱退理由と残留組との現在地
2023年秋の結成発表以降、国内外の音楽シーンを鮮烈に塗り替え続けている3人組ダンスボーカルグループ「Number_i(ナンバーアイ)」。彼らがかつて、日本の男性アイドル界の頂点に君臨していたKing & Prince(通称:キンプリ)の中心メンバーであった事実は、今や新世代のリスナー層にも広く知られるところとなりました。
なぜ彼らは、ドームツアーを即完させ、国民的人気を誇っていた絶頂期にグループを離れ、新たな道を切り拓く決断を下したのでしょうか。滝沢秀明氏が率いる「TOBE」への合流劇、残留したメンバーとの知られざる交友関係、そして世界市場を見据えたクリエイティブの変革まで、芸能ジャーナリズムの視点から2026年最新の事実関係を総括します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:Number_iの3名(平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太)は元King & Princeのメンバーであり、2023年5月に同グループを脱退・ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)を退所した。
- 要点2:脱退の決定打は「海外進出に対するグループ内および事務所首脳陣との方向性の相違」であり、個人の不仲ではなくエンターテインメントに対するビジョンの分岐であった。
- 要点3:King & Princeを守り続ける永瀬廉・髙橋海人とは現在も私生活でのリスペクトが続いており、互いのクリエイティブを高め合う良好な関係性が維持されている。
【原点】Number_iの元グループはKing & Prince!人気絶頂での脱退・移籍の真相
Number_iのルーツは、2018年5月にシングル『シンデレラガール』で鮮烈なデビューを飾ったKing & Princeにあります。同作は初週売上57.7万枚を記録し、平成最後のメガヒットデビューとして芸能界を揺るがしました。その屋台骨を支えていたのが、センターとして圧倒的なスター性を誇った平野紫耀、グループのバランサーであり演出面でも才能を発揮した神宮寺勇太、そして初代リーダーとして卓越した歌唱力と愛され力を持っていた岸優太の3人でした。
日本テレビ系大型特番のメインパーソナリティや4大ドームツアーの成功など、名実ともにトップアイドルとして君臨していた最中、激震が走ったのは2022年11月4日金曜日、午後23時のことでした。ファンクラブ会員向けに配信された突然の動画において、3名の脱退および順次退所が公表されたのです。
当時、公に語られた最大の理由は「世界進出に対する目標と活動方針のズレ」でした。デビュー当初、故・ジャニー喜多川氏から託された「世界で活躍できるグループになる」という命題を背負い続けていた平野紫耀は、当時のファンクラブ動画内で「自分の年齢と向き合ったときに、海外で通用するグループを目指すにはもう時間がないと感じた」と告白。グループ活動の比重を国内の王道アイドル路線に置くのか、それともリスクを背負ってグローバル市場を開拓するのか――この根本的な価値観の違いが、分岐点となったのです。

【詳細年表】ジャニーズ退所からTOBE合流、Number_i結成までの舞台裏
2022年11月の衝撃発表から、2024年の世界配信デビュー、そして2026年の現在地に至るまで、彼らが歩んだ軌跡は日本の男性アーティストの独立・再編史において前例のないスピード感で展開されました。ここでは、旧事務所退所からTOBEへの合流、新グループ立ち上げまでのタイムラインを客観的データとともに振り返ります。
| 時期 | 主な出来事・公式発表 | 記録・数値データ | 編集部の取材分析 |
|---|---|---|---|
| 2022年11月 | King & Princeからの脱退および退所を電撃発表 | 深夜23時の発表、SNSトレンド世界1位 | グループ内での対話が限界に達した末の苦渋の決断 |
| 2023年5月22日 | 平野紫耀・神宮寺勇太がキンプリ脱退&同日ジャニーズ退所 | ベスト盤『Mr.5』が初週120万枚超 | 商業的ピークを迎えながらも志を優先させた異例の幕引き |
| 2023年7月7日 | 平野・神宮寺が滝沢秀明氏の新会社「TOBE」合流を発表 | YouTube生配信の同時接続100万人超 | グローバル配信プラットフォームを基盤とする方針が明確化 |
| 2023年9月30日 | 岸優太が主演映画公開プロモーションを経て退所 | 主演作『Gメン』興行収入6億円超 | 義理を通し、すべての契約義務を全うした上での離脱 |
| 2023年10月15日 | 東京ドーム生配信にて岸合流、新グループNumber_i結成 | 3者合流の告知生配信、視聴数世界首位 | 「一番を目指す」「オンリーワン」を掲げた再始動 |
| 2024年1月1日〜 | デビュー曲『GOAT』配信リリース、米Coachella出演 | MV再生1,000万回をわずか3日で突破 | ヒップホップに特化したサウンドで国内外の音楽批評界を唸らせる |
岸優太の合流が平野・神宮寺より数ヶ月遅れた背景には、主演映画の公開および宣伝業務を最後まで責任を持ってやり遂げるというプロフェッショナリズムと前事務所への誠義がありました。この筋の通し方が、業界関係者からの厚い信頼を維持する要因となりました。
【実態検証】TOBE合流の決定的な理由と滝沢秀明氏のプロデュース力
「なぜ他の大手レコード会社や個人事務所ではなく、滝沢秀明氏のTOBEだったのか」。この疑問について、音楽業界関係者や関係各所への取材を進めると、3つの決定打が浮かび上がります。
第一に、「デジタルファーストとグローバル流通の徹底」です。旧来の芸能事務所構造では、CDパッケージ販売と地上波テレビへの依存度が高く、世界標準であるストリーミングサービスやYouTubeを活用した即時的な海外アプローチに制約がありました。滝沢氏は立ち上げ当初から全世界一斉配信やSNSの完全自由化を掲げており、世界進出を焦眉の課題としていた3人の需要と完全に合致しました。
第二に、「クリエイティブの主権」です。Number_iのデビュー曲『GOAT』や以降の作品群を見ても明らかなように、彼らはトラック選び、リリック制作、ダンスの振付構成に直接コミットしています。「与えられたアイドル像」を演じるのではなく、自らがアーティストとして自己表現を統括できる環境がTOBEには用意されていました。
第三に、「滝沢氏との絶対的な信頼関係」です。ジャニーズJr.時代からタレントの育成・舞台演出を手掛けていた滝沢氏の手腕を、3人は現場レベルで肌で知っていました。旧事務所が未曾有の組織変革に揺れる中、ブレずに「世界を目指すステージ」を用意できるプロデューサーとして、滝沢氏以外の選択肢は存在しなかったといえます。

【真相究明】平野・神宮寺・岸と残留組(永瀬廉・髙橋海人)の現在の関係
グループが分裂した際、ネット上や一部週刊誌では「メンバー間の確執」「不仲説」といったセンセーショナルな言説が飛び交いました。しかし、2026年現在の客観的な現場証言や当人たちの発言を丹念に検証すると、その実情は全く異なることが分かります。
King & Princeを守る道を選んだ永瀬廉と髙橋海人、そして新たな地平へ飛び出したNumber_iの3人。彼らの関係性は「敵対」ではなく、「同じ青春を共有した戦友としての深い相互理解」です。
実際、退所後もメンバー同士が連絡を取り合っているエピソードは枚挙にいとまがありません。民放キー局の音楽番組やフェスでの動線が交差する際にも、裏手で笑顔で言葉を交わす姿が複数の音楽スタッフによって目撃されています。永瀬廉がラジオ番組で見せる柔らかい語り口や、平野紫耀がふとした瞬間に口にする仲間への敬意は、決別ではなく「互いの信じる道を尊重し合う大人のパートナーシップ」へと昇華された証拠です。
「5人でひとつの夢を追うこと」は叶わなかったものの、「エンターテインメントの力でファンを幸せにする」という根底のフィロソフィーにおいて、両者の間に断絶は生じていません。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上の掲示板やSNSでは、いまなお当時の経緯に関して事実無根の憶測が一人歩きしているケースが見受けられます。ここで主な2つの誤解を是正しておきます。
ひとつ目は、「ジャニーズを裏切って飛び出した」という背信論です。実際には、彼らは契約期間を遵守し、決定していたコンサートツアーやリリースをすべて完遂した上で正規の手続きを踏んで退所しています。契約満了に伴う独立は労働法上も職業選択の自由としても正当な権利であり、義理を欠いたクーデターといった論調は事実と乖離しています。
ふたつ目は、「海外進出は単なる口実だったのではないか」という穿った見方です。これについては、Number_iが2024年4月に世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ(Coachella)」の88rising主催ステージに立ったこと、そして全編英語詞の楽曲や海外プロデューサーとの協業を立て続けに成功させている実績が、何よりの反証となっています。彼らの海外志向は口先だけのものではなく、命懸けで取り組んでいる活動の中核なのです。

【2026年最新】Number_iメンバープロフィールと現在の動向まとめ
世界基準のサウンドと圧倒的なパフォーマンスで快進撃を続けるNumber_i。現在の3人の役割とプロファイル、最新の活動状況を整理します。
| メンバー名 | 生年月日 / 出身地 | グループでの役割・強み | 近年の主な実績・ブランド展開 |
|---|---|---|---|
| 平野紫耀 (ひらの しょう) | 1997年1月29日 愛知県出身 | 天性の華、重低音ラップ、世界基準のダンススキル | ルイ・ヴィトン、イヴ・サンローラン・ボーテのアンバサダー就任 |
| 神宮寺勇太 (じんぐうじ ゆうた) | 1997年10月30日 千葉県出身 | 冷静なプロデュース眼、艶のあるボーカル、ライブ演出統括 | ハイジュエリーブランドとのタイアップ、単独広告モデル多数 |
| 岸優太 (きし ゆうた) | 1995年9月29日 埼玉県出身 | 圧倒的声量とソウルフルなハイトーンボイス、人柄の牽引力 | 楽曲制作でのコアメロディ担当、バラエティでの突出した求心力 |
最新の動向としては、国内アリーナ・ドームツアーの全公演即完売を継続させつつ、アジア各国の音楽フェスへのヘッドライナー出演や、欧米の著名プロデューサー陣を迎えたフルアルバムのワールドワイド展開を精力的に推進しています。かつての「国民的アイドル」の枠組みを完全に脱ぎ去り、グローバルな「オルタナティブ・ヒップホップ/ダンスユニット」としての地位を盤石なものにしています。
【プロの結論】組織心理学とキャリア自律から読み解く「脱退劇」の教訓
芸能ジャーナリズムおよび組織心理学の観点からこの一連のドラマを総括すると、昭和・平成型の「事務所への終身雇用・滅私奉公型モデル」から、令和型の「個人のパーパス(存在意義)に基づくキャリア自律型モデル」への完全なる構造転換が見て取れます。
旧来の日本型芸能システムでは、個人のやりたいことよりも組織が求める「無難な王道アイドル像」を演じ続けることが美徳とされてきました。しかし、個人のクリエイティビティや海外進出という明確なビジョンを持ったタレントが、自らの市場価値を信じて心理的バウンダリー(境界線)を引き、新たな環境へ飛び出すことは、現代のビジネス社会における転職やスタートアップ起業と本質的に同じ健全なプロセスです。
ファンにとっても、この関係性をどう受け止めるかは大きな分岐点となります。
- Number_iの挑戦を全力で支持できる人:アーティスト主導の革新的な音楽性、世界水準のサウンドデザイン、そしてリスクを恐れず自らの運命を切り拓く生き様に共鳴できる層。
- 慎重に見守るべき人:かつての「キラキラした王道J-POPアイドルとしての5人」の幻想や、テレビのバラエティ番組に過密出演していたスタイルのみを追い求めたい層。
【number_i 元のグループ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Number_i(ナンバーアイ)の元のグループは本当にキンプリですか?
A1:はい、間違いありません。Number_iの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名は、元King & Princeの中心メンバーです。2023年5月に平野と神宮寺が、同年9月に岸が前事務所を退所し、翌10月に3人で新グループを結成しました。
Q2:なぜ人気絶頂のKing & Princeから脱退したのですか?
A2:主因は「世界進出に対するスピード感と活動方針の相違」です。海外進出を最優先に据えて活動したい3人と、国内での活動やグループの現状維持を重視する方針との間にギャップが生じ、徹底的な話し合いの末にお互いの未来を尊重して別々の道を選択しました。
Q3:残ったKing & Princeのメンバー(永瀬廉・髙橋海人)とは不仲なのですか?
A3:不仲ではありません。脱退発表時にもメンバー間での激しい口論や憎しみ合いによる決別は否定されており、現在もプライベートでの連絡や音楽番組の現場での交流が確認されています。ライバルであり戦友として、良好な関係を保っています。
Q4:グループ名「Number_i」にはどのような意味が込められていますか?
A4:「ナンバーワン(一番)」を目指すこと、そして「オンリーワン(私=i)」であること、さらに「愛(i)」を大切にすることなど、複数の意味が込められています。岸優太が考案に関わり、メンバー全員の総意で決定されました。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
King & Princeという揺るぎない城を飛び出し、TOBEという新たな大地でNumber_iを結成した3人の挑戦。それは単なるアイドルの移籍劇ではなく、日本のポップカルチャーが世界標準へと脱皮するための重大な試金石でした。
2人体制で歴史を紡ぎ続けるKing & Princeと、世界市場の荒波へダイブしたNumber_i。道は分かれましたが、彼らが目指す「日本のエンターテインメントの価値を最大化する」というゴールに変わりはありません。ネット上の根拠のない不仲説やゴシップに惑わされることなく、彼らがステージ上で放つ本物のパフォーマンスと音楽性そのものに注目していくことが、令和のエンタメを深く味わう最良の選択です。 (出典: numberi 元のグループ(Yahoo!ニュース))